パイナップルケーキの話

台湾のお土産として有名なお菓子で
現地ではお祝い菓子などにも使われるそうで、何かと縁起が良さそうなイメージ
みなさんも一度は食べたことがある人もいれば
名前を聞いた事はあるが食べたことない人、あるいはまったく食べたことない人
日本ではまだまだメジャーではなく
マイナーなお菓子ですが、GOHOUBILABOはそんなお菓子をみなさんに
知ってもらいたいと思っています

最初のきっかけは友人からもらったお土産のパイナップルケーキで
その美味しさに驚き
それと同時に是非作ってみたいと思い、レシピを探すところから始まりました。
ネット検索すると結構沢山あり、その中から美味しそうなものを厳選し
掛け合わせてオリジナルのレシピを2〜3作成し試作開始
実際に作ってみると、シンプルな見た目よりも奥深いお菓子である事が分かり
試行錯誤しながら約1ヶ月 
ようやく店頭に出せるレベルの商品が出来ましたが、まだまだ完成度を高める必要があり
そこから約2年間 毎回悩みながらも、最近ようやく安定した商品が出来始めたのでした
 
パイナップルは完熟パインを厳選、甘さと酸味のバランスのとれたものを使用しています
ジューシーな果肉を丸ごとピューレにし、約3〜5時間かけてじっくり煮詰め水分を飛ばすと
同時に糖度を長期保存可能な度数まで高めます 
この時重要なのは 程よい固さとフレッシュさを残すように仕上げる事です
実はこの程よい状態を見極める事が難しく
安定した商品を作る上で大変重要な所でもあります

クッキー生地にはたっぷりと国産バターを使用
隠し味にはチーズを使い、コクと旨み、塩味をプラスし飽きのこない味に
こうして出来上がったジャムをクッキー生地で包み込み、型に押し込む作業は和菓子のおまんじゅうを包み込む“包餡”と中華菓子“月餅”の型押しを合わせたようで面白い

今回はこれまで
少しずつ文章を書き足しますのでよろしくお願いします。


よりご褒美の時間を盛り上げる商品として
パイナップルケーキに合うコーヒーを開発
ゴホウビブレンドという名前で販売中です
パイナップルケーキの香りを高めてくれるブレンドで
よりご褒美感を味わえると思います
こんな風にパイナップルケーキという不思議な魅力を持ったお菓子は
いままでになく、これからも新しい発想や発見を探究出来たらと思います。

GOHOUBILABO 代表 畠山浩一